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まだその小さな手は、
私の大きな手をキュッと握る。
見付からないと泣き叫ぶように、
大きな声で主張していたね。
それがいつの間にか、
私の手の方が小さくなった気がして。
もう繋ぐことは無いかもしれない、
私の中では、いつまでもいつまでも小さな手。
赫峰あくるの小説置き場
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まだその小さな手は、
私の大きな手をキュッと握る。
見付からないと泣き叫ぶように、
大きな声で主張していたね。
それがいつの間にか、
私の手の方が小さくなった気がして。
もう繋ぐことは無いかもしれない、
私の中では、いつまでもいつまでも小さな手。